DESIGN デザイン

仲よくなった小父さん

かもねぎショット公演 [新作初演]
2008年2月20日ー27日
ザ・スズナリ(下北沢)

 「希望を失いかけている登場人物たちが、ふいに思い出される過去の一片の思い出に勇気づけられる物語。仲よくなった小父さんの思い出の中に、何かを思いとどまらせる力や、何かを始める力が潜んでいることを描いて、一人ひとりが自力で逆境から這い上がるエンジンをもっているのだぞ!というメッセージを伝えたい」とは、作・演出の高見亮子の言葉。私はこの人の描く芝居が好き、文章も好き。彼女は偶然も、私と同じ時間に東急セミナーの2つとなりの教室で囲碁を教えているのです!たまにちょっかいを出してきますが、ストーリーのみごとさは、囲碁と無関係のはずがありません。

今回は「小父さんの大きなおなかに体をうずめている女の子」をイメージし、ボタンを使って表現してみました。自分自身が「大好きだったら小父さん」という言葉で想いをめぐらすと、最初に浮かぶのは笑顔というより匂いだったり感触であったりします。

私は1枚だけ仕上げて渡す時もあれば、どうしてもしぼれず2枚描いて「どっちか選んでね」と言う時もあります。どっちが採用されたかは、手元に届くまでのお楽しみだったりします。もう一つの“くつ”は今回ボツになったものです。

今回もまたよい舞台になると確信しています。どうぞお出かけください。

 

子供と会議

“子供たちによって毎晩繰り広げられる秘密の会議”を個性光る女優達が演じます。がらくたやおもちゃの破片を並べて作戦会議をしている絵にしたいと思い、紙粘土をアトリエの色々なものに押しつけて模様を作り着色しました。
 …年末のテレビで力士が「取り組み前、今日はなにか気合いが入らないと思ったときは、立ち会いで睨み合う相手の眼から気をもらう」と言っていました。他の力士も「俺も!」と同意してたので、へぇーっと思いました。私が“友人の作った芝居やダンスをみて刺激受ける”ということは、彼らにがんがん「気合い」を入れてもらってたってことですね。今年もいろんなもの、たくさん観ようっと!

かもねぎショット公演 新作初演
2007 1/ 24 - 31
下北沢ザ・スズナリ

 

 

 

ロシアと20人の女たち

 飛行機の不時着した土地をロシアだと思いこみ、女たちの「知っているつもり」と「思いこみ」が強引につなぎ合わされ、どこにも存在しない愛すべき「ロシア」が立ち現れる物語。
 先日アトリエに、日本に来るまで“侍がいると信じていた”アメリカ人モデルが来ました。それを聞いて1人の生徒さんが「私は本物のカウボーイに会いたくてアメリカを車でまわり続けたけど会えなかった!」と言ったら、彼女は大笑いしてこう言いました。「ロデオハウスで働いてるんだけどね!」

高見亮子作、演出、8/3-10まで
下北沢ザ・スズナリ
是非ごらんください!!

 

 

 

ラプンツェルたち

 15年来のファン「かもねぎショット」の公演チラシ。 時々、舞台美術も担当させていただいています。同年代のしかも才能あふれる作家、役者、ダンサー、コリオグラファーの友人達からはたくさんの刺激をうけます。楽しく描きました。

 

 

 

魔法の笛

 言わずと知れたモーツァルトの傑作。すごろくとともに場面が進んでいく感じを出しました。3人の賢い少年や怪物などが登場します。
アクリル絵の具・色鉛筆を使用。

 

 

三文オペラ

 私の大好きなオペラ。どろぼうと警官と娼婦の物語。幼稚園の時によく遊んだ「クレヨンで塗ってピンで削る」という方法で楽しんで描きました。

 

 

オペラ ちゃんちき

 自分のコラージュ作品と、広告用のイラスト…をまったく分けて考えていましたが、「好きに描いていい」といわれ、喜んで描きました。オペラの中にも出てくるキツネのお面は、道に落ちていた鉄の板をカットしたものです。ワタナベヒロミチ氏がデザインを担当して下さり、そのプロの仕事に感嘆しました。

 


白墨の輪  白墨の輪
オペラ 白墨の輪

 2タイプ作りました。ブレヒト作、林光作曲。「輪の内外でくりひろげられる人間模様を抽象的に」という演出家のリクエスト。 金色下地の方はろうそくのすすで人間をあらわしました。

 

 

マレー乙女

マレー乙女の歌へる

 イヴァン・ゴル詩、團伊玖磨曲。
マレーシアの少女が、恋をして成長してゆくさまを歌っています。 女性のしたたかさや強さを、あやしげな花で、表現してみました。