永山裕子・著
発行:芸術新聞社
判型:145×145mm
頁数:224ページ
本体価格:2,900円(税別)
発刊:2024年2月24日
今までは水彩の描き方や画集が主でしたが、今回は、質問に答える形で文章も多いです。
小さいサイズの本ですが、絵もたくさん載せていただきました。
永山裕子著
発行:芸術新聞社
A5判184頁(オールカラー)
定価:2,530円(税込)
発刊:2022年10月7日
ネット通販: amazon
電子版:【kindle】【楽天kobo】【applebooks】
永山裕子の透明水彩 花とうつわ
ポストカードブック
永山裕子著
発行:グラフィック社
永山裕子著
発行:グラフィック社
新しい本のご紹介です。
今回は、形の見方、捉え方についてまとめてみました。実は水彩画教室と言いながらも私は、“色のぬりかた”より“基本的な形の見方、捉え方”が中心の授業をしています。とはいうものの、今まで何冊か出版していただいている技法書は、色や表現といった絵の具の使い方に重点を置いていました。水彩の技法書ですからそれはそれで良いのですが。
「本当は形あっての色。色は真似できても形はデッサン力がないと真似できない。自分で地道にデッサン力を身につけるしか方法がないんだよなあ」というのが本音ですし自分にも言い聞かせていることです。
そこで長年の編集パートナー、永井麻理さんに「私が自分の授業で実際に使える教科書を作りたい、いつも黒板で説明する基本的なことをまとめたい」と相談してできたのが新しいこの本です。
生意気を承知でお話しすると「バラの描き方を教えて」「ユリの描き方を教えて」と言われるとつい「バラの見方や捉え方ならお教えできます」とお答えしてしまいます。バラはこう描いて、ユリの描き方はこう、と色とタッチだけを伝えるだけでは、その二本の花は描けても他の花は「習っていないから描けない」。大切なのは“基本的な見方”。 それさえ身に付ければ、どんな花も静物も自由に描けるようになるということです。
そこで、水彩の下描きとしての鉛筆デッサン~どうやって形をとるか、それを着色したらどうなったかをテーマに書きました。 水彩の画題によく取り上げられる身近なモチーフを一つづつ説明しています。
透明水彩 なるほどレッスン
プロが教える水とにじみの生かし方
2006年5月新刊
“背景を描く”ヒントになればと思い書きました。お教室でよく「バックの色を決められない。最後まで迷って残っちゃう」という言葉を耳にします。
私はまったく逆。作品のイメージをまず頭に描いてから始めます。「そのイメージに向かって一筆でも少なく短時間に仕上げる」-これが透明水彩を描くときに、私が一番大切にしている「決めごと」です。一筆でも少ないというのは、軽くサラッと描くという意味ではなく、言ってみれば将棋のように、常に最良の一手を選び出すのに集中するということです。
とはいっても実際は無駄な筆をおいてしまい「もっとよい手があったはず」と反省しきり。そして無駄の中から学ぶことが多いのも事実。
OEUVRE SUR PAPPIERS
YUKO NAGAYAMA
1990.
スイス、フランスでの個展、フランス人デザイナーによるカタログです。
サイズ 32x20.2cm
売り切れ
YUKO NAGAYAMA
大阪の"ギャラリー風”編集
サイズ 25.7x18.3cm
売り切れ
ひとつしかない地球
英語圏を中心に世界中で歌われてきたわらべ歌や労働歌、クリスマスソングやゴスペル、韓国の歌などを収録したCD・・・と共に楽しむ絵本(げんごによる歌詞入り)です。
タイトルにもなったオリジナル曲「ひとつしかない地球」はTHE BOOMのボーカリスト宮沢和史氏作詞作曲の素晴らしい歌です。
「デッサンの基本」なんて本当におこがましいのですが いままで恩師に習い、得てきたことを私なりのみせ方で紹介できればと思い引き受けました。特に高校三年間、絵を描く楽しさと基礎の厳しさをバシバシと指導してくださった傍嶋康博、智内兄助、両先生には心から感謝しています。
何色が一番好き?と聞かれたら「銀色」と答えています。空の銀。水の銀。鉛筆の銀。
“水を大胆に使うのがコツ”というテーマで、私がいつも水彩画を描くときの手順、テクニックなどを写真を多用し、丁寧に、はじめての方にもおわかり頂けるように解説しております。
私にとってはじめてのこの本の特徴は、「ビックリするほどたくさんの水を使う」と言われる水彩の描き方にあると思います。是非、一度ご覧下さい。