Dear 春雄おじさん




私は究極の雨女。 昨年は11回のスケッチ授業のうち7回は雨で流れました。 まだ近場ならばアトリエでの授業に切り替えれらるのですがバス旅行となるとキャンセルできず、二年前には台風の中決行しました。 一昨年も懲りずにバスをチャーターしたら雨。 生徒さんには「原因はわかっている」と言われ、悔しくて思わず「雨でも素晴らしい場所があるのよ!そこに行くことにします!」と啖呵を切ってしまいました。 苦し紛れのその場所は 軽井沢レイクガーデン。 親戚の春雄おじさんがバラ園の管理をしてるって、確かお父さんに聞いた… 恐る恐る二十人ほどで訪ねると、春雄おじさんが笑顔で現れ、皆をもてなしてくれました。 土砂降りの雨が魔法のように上がり、真っ青な空をバックに浅間山が出現すると皆歓声をあげました。 自慢の薔薇こそ霜にやられ散ってしまっていましたが、息をのむほど美しい紅葉に、私達は夢中でスケッチをしました。 庭を歩きながら春雄おじさんと話しました。 「裕子ちゃん、絵教えてんだ…」 「そうなんです~自分でも描いてるんですけどね~」 「どんなの描いてんの?」 「薔薇とか…」 と答えたら、明らかに「気を遣わなくていいよ」的に「あぁそう」と笑っていました。 「おじさん!ほんと!ほんとに私、薔薇描くの好きなの」といったのですがおじさんは笑いながら行ってしまいました。 あー、おじさん信じてくれてない。こんなに素敵なところ何でもっと早くに来なかったんだろう! 家に帰っておじさんにお礼の手紙を書き、私が薔薇好きの証拠を同封しようと著書をめくりましたが、技法書なんか送っても迷惑だろうし…うぅ~ん、贈るのにちょうどいい本が無い(/_;) じゃ作ろう。小さな薔薇の本作ろう。 そう思ったら描かずにはいられなくて、薔薇の本を作ってしまいました。 水彩堂のデザイナー長友くんと村上さんに是非とも本を作って頂きたく、お願いしました。若者らしいテンポ感のセンスのよい編集デザインだと満足しています! 嬉しくて まず春雄おじさんにお渡ししようと電話をしました。 すると思いがけない一言が。 「あー、バラ園ね、辞めちゃったんだよ…」 (゜◇゜)ガーーン

そんな訳で…薔薇本そおっと御披露目です。


めちゃめちゃインディーズなので本屋さんにもありませんし、新宿駅で手売りしたい気持ちです。 薔薇本についてはこちらをご覧ください。>>> さて北海道での醍醐先生との二人展も近づいてまいりました。 あー緊張します(≧▽≦) 作品、人格共に非の打ち所の無い、まさしく日本一の先生と同じ空間に作品を展示できる、こんな有り難く、恐れ多く、また緊張することはありません。 早く醍醐先生の作品を観たい!

間違いなく落ち込んで帰って来るに違いないのですが、それも含め楽しみです。 宣伝ばかりで申し訳ありません。